みなさん、こんにちは。
今回は、四天王寺社会福祉研修センターの、強力な教師陣の先生方を
紹介いたします!
当センターは、四天王寺の歴史を踏襲し、四箇院制度の敬田院に基づく
「四天王寺学園」とも深く連携をとっています。
その中でも、研修センターがある悲田院に隣接した「四天王寺大学」で、
福祉の実践と指導に尽力されている先生方をお招きし、受けもって
くださっている実務者研修の授業について伺いました。
〇「当研修センターにはどのようなイメージがありますか?」
実際に其々の事業者で働いている人や、四天王寺福祉事業団からも
色んな部署(高齢・障がい・児童)で働いている人、学生さん等、幅広い
方々がいつも実務者研修を受けてくださっており、受講生・教師共に
いい刺激を受けているように感じます。
また、目的意識を高くもっている受講生の方が多く、色んな気づきや
前向きな姿勢をみせていただくことがあり、演習でもとても良い雰囲気
を感じます。
受講生を見守るスタッフの方々も、共に参加し、全体を包み込んで
くれるような感じが落ち着きますね。個別のフォローもあり、様々な
配慮を感じます。
他にも、南大阪や羽曳野周辺といった、地域の人が通いやすいように、
車・バイク通学がOKということも、受講生にとって利用しやすい環境と
なっていますね。各法人の方々や、身近な施設の方とも関係性が
つくれるのは、地域共生社会の実践でもあると感じます。
〇「ご指導いただくにあたり、特に力を注いでいる点はありますか?」
一般の大学生とは違い、学びを深めている学生や社会人経験のある
方が多いので、各々の職業人としてのプライドを踏まえながら、より
根本的な「介護という仕事の価値」は何かを、一緒に考えるように
しています。
同じように見える介護でも、「自分のために介護をしてくれている
のか?」「単なるサービスとして介護をしているのか?」、ご利用者は
よく支援者を見ています。
本当の利用者理解、意思を尊重するという姿勢をもち、「限られた
時間の中で、どこまで利用者満足に近づけることが出来るか」を実践
することが大切であると伝えています。
介護は、人と人との関係性が大切ですが、この実務者研修でも、
同じタイミングで年齢や経験も違う幅広い方々が集まり、一緒に学び
あうことで、より広く深く学びを得ていると感じます。
日々の生活や仕事で、大変といったこともあるかもしれませんが、
この学び舎で集まった出会いを大切にしながら、国家試験を取得する
意味・知識やスキルを意識して、日々の積み重ねを大事にして
いってもらいたいと思います。 私たちも全力で応援します。
本日はありがとうございました。
四天王社会福祉研修センターでは、上記先生方の他にも
現場経験豊富な介護・看護スタッフも講師としてお招きし、
理論と実践に力を入れた体制をとっています。
また、この春より、新しい研修会場をを四天王寺悲田院の敷地内に
設置し、地域のみなさまと新しいスタートをきりたいと考えています。
ご興味のある方、私たちと一緒に学びを深めませんか?
みなさまのご来訪、こころよりお待ちしております。

<今回協力いただきました先生方>
四天王寺大学短期大学部教授 能田茂代 先生 (介護福祉学)
四天王寺大学短期大学部教授 濵田佐知子 先生 (社会福祉学)
四天王寺大学短期大学部講師 武田盛夫 先生 (介護福祉学)