四天王寺たまつくり苑
施設ブログ

最近、雨が続いていますが、皆さま　お変わりありませんか。

近年、大雨による、洪水等の災害が各地で起きています。

そこで、６月２０日　たまつくり苑でも夜間発生の災害をイメージして炊き出しの訓練を行いました。

災害時なので、「エレベーターが使用できない」という設定にて

階段で、炊き出し場所の７階まで物品を運びました。

3往復目の時には、職員は、もうへとへとです。。。

「今すぐビールが飲みたい（笑）」と

冗談でそんな話題が出るくらい、疲労困憊でした。

「非常食」と聞くと、味は気にしていられないという印象でしたが、高齢者でも食べやすい柔らく煮込んだスープや、ほんのり甘みを感じられるパンなどなど、どれもこれも美味しくて、びっくりです。

今回の訓練では、男性職員もいましたが、夜間は女性職員だけの日もあります。

また、今回の炊き出しは30食分でしたが

災害時は、ケアハウスご利用者・特養ご利用者と約120人分程度の食事を用意する必要があります。

炊き出しに掛かる時間や、用意する物品の数など想像するだけで大変です。

だからこそ、こうした日々の訓練を大切にし、現状の防災対策で大丈夫なのか議論し、課題を見つけ、解決することや、スムーズに用意する為にも、保管場所の把握はもちろん、職員1人ひとりの意識が大事だなと改めで感じた1日となりました。