四天王寺悲⽥院在宅
施設ブログ
虐待のない社会を目指して 🍀
こんにちは (*^-^*)地域包括支援センターです 🎶
11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進月間」でした 🤝
羽曳野市の埴生南小学校区では見守り隊の方々が帽子にオレンジリボンをつけ、見守りをして下さっています💁♀️ 暑い日 🌞 も 寒い日 ❄ も毎日子どもたちを見守って下さり有り難うございます 🙇♀️ 子どもが登下校中に犯罪被害に遭うケースが増えています。被害の多くは子どもだけで行動しているときや、人の目が少ない状況で発生しているそうです ❗❗ こうした犯罪被害を減らすためには、地域全体で、登下校中の子どもたちの見守り活動をすることが欠かせません ⚠ 一方で、見守り活動を含めた防犯ボランティア活動者数は近年減少しており、羽曳野市でも見守り隊が不足している状況です 😥 💦
オレンジリボン運動の起源 🍀
2004年、栃木県小山市で3歳と4歳になる二人の可愛らしい兄弟が何度も何度も父親の友人から暴行を受けていました。その顔を見たコンビニの店長さんが警察に通報したのですが、いったんは保護されながら、周囲の諸機関が適切な措置を取らなかったために、9月11日ガソリンスタンドで再び暴行を受け、車の中でもさんざん暴行を受け、息も絶えた状態で、橋の上から川に投げ込まれ幼い命が奪われるという痛ましい事件が起こりました。
その場所には、お地蔵さんが設置され、供花が絶えません。
2005年、栃木県小山市の「カンガルーOYAMA」という団体が、二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込めて、子ども虐待防止を目指してオレンジリボン運動が始まりました。そして、NPO法人「里親子支援のアン基金プロジェクト」が協力し、大きく育てました。
こういった、子どもが虐待を受け、近年、命を失ってしまうという事件が年間60件近く起きています。それだけではありません。虐待を受け、苦しんでいる子どもたちがどんどん増え続けています。そして、その苦しさの余り自らの命を絶ってしまう子すらいます。
児童虐待防止全国ネットワークも、このような事件が決して起きてはならないという願いを込めて、2006年からオレンジリボンの総合窓口を担い、全国的に活動を広げようと動き始めました ✨
手探りで始まったこのオレンジリボン運動は、たくさんの方々のご共感をいただき、子ども虐待の現状に直面する児童福祉の関係者をはじめ、各種団体・企業・個人の皆様へと全国に広がりつつあります 🤝
「地域包括支援センターは高齢者支援の機関なのに、なぜ児童虐待 ❓ 」と思われた方も多いかと思います。
現在、厚生労働省は【重層的支援体制整備】に力を入れています。これまでの福祉政策が整備してきた、子ども・障がい・高齢者・生活困窮者といった対象者ごとの支援体制だけでは、人びとが持つ様々なニーズへの対応が困難になっています 😥 💦
私達、四天王寺悲田院では子ども・障がい・高齢と様々な分野の入所・通所・訪問サービスを展開しています ✨ また、地域支援に関してもコミュニティソーシャルワーカー、地域包括支援センター、ばんびーの(障害児相談支援事業所)、地域子育て支援センター等、各分野において支援させて頂いております 😊 🤝
制度の枠にとらわれず、属性や世代を問わない地域づくりが求められている
これからの地域包括支援センターの役割を考えて、今回のブログを書かせて頂きました 😄 🎶